葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2015年6月11日木曜日

遊歩道に木漏れ日が



オオムラサキの観察路の草刈りをするために林に入りました。
今は、いきものたちの盛んな活動期。虫たちの種類が最も多くなるのも今頃。林縁や林床の草も、木々の若枝もグングン伸びています。鳥たちは雛を育てるのに忙しい。



初夏の葛城の森に、梅雨の合間の日差しがそそいでいました。若葉が眩しいほど。



杉の林には、涼しい風が吹き抜けていた。




すこし開けた明るい場所には、ヒメジオンが花盛り。



歩道の脇にはムラサキシキブの花が咲いていました。
秋になって美しい紫の実になるのが楽しみ




クララの花も。噛むとクラクラするほど苦いから「クララ」



藪の中で、タヌキの溜め糞を発見!
その大きさに驚きました。
タヌキは、一匹が10箇所も糞をする場所を持っています。また、複数のタヌキが同じ場所を利用して、匂いで情報交換をしているそうです。この森にも、相当数のタヌキが棲んでいるようですね。







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