葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市にとっては、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、一般財団法人つくば都市交通センターと共に、この緑地を里山公園にする取り組みを進めています。

2020年7月31日金曜日

8月の里山散歩のご案内



 今月も里山散歩の前に朝ボラがあります。
 今月の朝ボラでは、今年の3月に植樹したエリアの奥をススキ草地とするために、ス
スキに絡まるクズを刈り取ります。ぜひご参加ください!

 里山散歩は自由散策と同時に夏の恒例となっている「昆虫調査」を行います。虫に詳
しい秋山先生と一緒に、葛城の緑地にどんな昆虫がいるかを観察しながら記録する調
査です。昨年は、昆虫40種類、クモ11種類、その他の生き物7種類の合計58種類を記
録しました。今年はどんな昆虫が見つかるでしょうか。
 昆虫調査は10時半に広場からスタートするので参加希望の方はマスク着用の上、時間
までに集合してください。

 散策の際、半袖や7分丈の服で肌が露出していると、植物や虫でかぶれたり小枝で怪
我をしたりするので危険です。暑くても必ず肌を覆う服装でご参加ください。

 里山散歩、朝ボラともに事前申し込みが必要です。
 朝ボラだけ、里山散歩だけのご参加も可能です。

〇日程
 8月9日(日)

【朝ボラ】 雨天中止
 8:00 集合
 8:20 作業開始
 9:15 作業終了
 9:30  解散

【里山散歩】少雨決行、荒天中止
 9:40~10:30  受付
  受付次第散策スタート。12:00まで自由に散策できます。
  昆虫調査に参加する方は10:30に広場に集合してください。

〇服装・持ち物
 動きやすい服装、運動靴、飲み物、タオル、帽子、マスク、虫よけ、
 軍手(朝ボラ参加の方)
 ※集合時はマスク等の飛沫感染対策をお願いいたします。
  他の参加者と十分に離れて散策しているときは適宜外して快適に過ごしてください。

〇集合場所
 葛城地区大規模緑地 北側の広場(学園の森3丁目)
 スーパーセンタートライアルの隣、まんりょう公園の向かいです。
 駐車可。分からない方はご連絡ください。

〇参加費
 無料

〇お申込
 締め切り 8月6日(木)
 参加される方全員のお名前と朝ボラと里山散歩のどちらに参加するのかをお知らせ
 ください。昆虫調査に参加希望の方は人数把握のためにその旨、ご連絡ください。
 なお、参加には葛城里山クラブへの登録が必要です(登録無料)。
 参加申し込みと同時に登録できます。お申し出ください。

****************
葛城里山クラブ事務局
(一般財団法人つくば都市交通センター内)
メール:machisodate@tutc.or.jp
電話:029-859-1896(平日9時~5時半)
HP:https://www.tutc.or.jp/research/katsuragi

2020年7月21日火曜日

7月21日 植生ボランティア

 今年は、なかなか梅雨開けとなりませんが、野外作業には好都合な天候です。今回の植生ボランティアでは、今年3月に植樹したエリア近くにススキ草原をつくるためのクズ刈りと、草原の絶滅危惧種の保護、植物の開花調査などを行いました。

ススキを残してクズを刈ります。

ここには要注意外来植物のオオフタバムグラが繁茂してしまいました。
ススキが広がることで、外来植物を抑えることができます。

ススキが広がれば、このエリアにもススキ草原が形成されます。

短い丈で維持している草地の方には、絶滅危惧種のアイナエが芽生えて伸びてきました。
8月に白く花を咲かせる小さな湿地の植物です。

アイナエの密度が高い場所を囲って保護しました。

シダ植物のコヒロハハナヤスリもしくはトネハナヤスリ。
どちらでも、絶滅危惧種となります。


ヤマハギが咲きだしました。もう秋の花です。

イヌゴマの花

Gエリアにはすっかりススキ草原が出来上がりました。茅刈りができます!

今年はヤブカンゾウもたくさん咲きました。

ヤマユリの大輪の花も見られます。


2020年7月12日日曜日

7月12日 朝ボラ+里山散歩

 雨の多い今年の梅雨、久々の晴れ間となりました。早朝の朝ボラでは、この春植えた苗木回りのクズなどを刈る作業をしました。里山散歩は、今回も地図と図鑑シートを持っての自由散策です。草原には昆虫に詳しいインストラクター、松林には植物に詳しいインストラクターがいて、それぞれ解説がありました。子どもたちはトンボやチョウを追いかけたり、草原でバッタを探したりと思い思いに楽しんでいたようです。

8時からの朝ボラ。クズが苗木を被ってしまうので、根元から刈り取ります。

クズがこんなにたくさん。みんなで刈ると早いですね!

クズは、リースにするのもいいかも。

すっかり夏の森になりました。10-12時、里山散歩です。

子どもたちが虫メガネで見ているのは・・・

オオバノトンボソウの花。トンボのように見えるラン科の花です。

ニイニイゼミが羽化していました。

草原を散策。

虫、いないかな・・・

捕まえた虫を展示中。

ナワシロイチゴの実が熟しています。甘酸っぱくて子どもたちに大人気!

今月の図鑑シート。花は少ない時期なので、昆虫をたくさん載せました。
草原にいたら、オオムラサキのメスの蝶が頭上を飛んでいきました。

2020年7月8日水曜日

7月の里山散歩のご案内


葛城の森では夏の生きものたちの活動が始まっています。
「里山散歩」にご参加いかがでしょうか?

今月も里山散歩の前に朝ボラがあります。
朝の涼しい時間に少しずつマイツリーのお手入れを進めましょう。短い時間でも毎月
草刈りをすることで、小さなマイツリーの苗が夏場の草の勢いに埋もれることを防ぎ
成長の助けになります。ぜひご参加ください!

里山散歩は今月も自由散策となります。今月のガイドポイントは何があるでしょう?
お楽しみに!
散策の際、半袖や7分丈の服で肌が露出していると、植物や虫でかぶれたり小枝で怪
我をしたりするので危険です。暑くても必ず肌を覆う服装でご参加ください。

梅雨に入り雨が続いていますが、里山散歩は雨天決行です。レインコートを着て長靴
を履いて雨の森を歩くのも楽しいですよ!
里山散歩、朝ボラともに事前申し込みが必要です。朝ボラだけ、里山散歩だけのご参
加も可能です。


〇日程
7月12日(日)

(朝ボラ) 雨天中止
8:00 集合
8:20 作業開始
9:15 作業終了
9:30  解散

(里山散歩)少雨決行、荒天中止
9:40~10:30  受付
 受付次第散策スタート。12:00まで自由に散策できます。

〇服装・持ち物
動きやすい服装、運動靴、飲み物、タオル、帽子、マスク、軍手(朝ボラ参加の方)
 ※集合時はマスク等の飛沫感染対策をお願いいたします。他の参加者と十分に離れ
て散策しているときは適宜外して快適に過ごしてください。

〇集合場所
葛城地区大規模緑地 北側の広場(学園の森3丁目)
スーパーセンタートライアルの隣、まんりょう公園の向かいです。
駐車可。分からない方はご連絡ください。

〇参加費
無料

〇お申込
締め切り 7月9日(木)

〇申し込み先
****************
葛城里山クラブ事務局
(一般財団法人つくば都市交通センター内)
メール:machisodate@tutc.or.jp
電話:029-859-1896(平日9時~5時半)
HP:https://www.tutc.or.jp/research/katsuragi

7月7日 植生ボランティア


 雨の季節。この時期、森の中では昨年秋に落ちた種から、幼木が育ちます(実生といいます)。今回の植生ボランティアでは、里山の構成種の実生をポットに掘り上げて苗に育てるための場所づくりをました。また、昨年から育てていた苗を、2ヶ所の植樹地に捕植しました。
ドングリから出たクヌギの実生などのポット苗をつくりました

昨年から育てている実生も一回り大きいポットに植え替えました

雨が降りそうでしたが、念のため水やり

植生ボランティアのメンバー

乾かないように土でポットを埋めます

ノウサギ除けのネットを設置

森の緑が色濃くなりました

植樹した苗が枯れてしまった場所に捕植もしました

オオバノトンボソウ(ラン科)の花も咲いていました








2020年6月24日水曜日

6月23日 水辺の草刈り

 葛城大規模緑地内の水辺がある湿地は、様々な生きものが水を求めてやってくる貴重な場所ですが、ウキヤガラやヨシなどの水生植物が広がって、開放水面がほとんどなくなってしまいました。放置すると乾燥化・陸化が進みそうなので、フォレスターの皆さんが水の中に入って長い柄のナギナタ鎌で草刈りをしました。

中心部に広がるウキヤガラをナギナタ鎌で刈っていきした。

広い湿地に散らばって人海戦術の活動です。

ウキヤガラはカヤツリグサ科の植物で、密生して繁茂します。花をつけている今が刈り時です。

スゲドクガの幼虫や繭がたくさん! 触るとかぶれます。
刈って持ち出す予定でしたが、持ち出しは秋まで延期としました。

開放水面が広くなりました。野鳥やトンボがやってくることでしょう。
定点カメラには子どもを8匹も連れたカルガモが記録されていました。

絶滅危惧種タコノアシの生育も確認できました。

2020年6月16日火曜日

6月16日 植生ボランティア

今回は、湿地でタコノアシの生育状況の確認と保全、工事にともなって移植したセンブリの確認とまわりの草の刈り取り等を行いました。水辺で真っ赤なショウジョウトンボを観察したり、森の中で大きなアオダイショウに出会ったりと葛城緑地の生きものの豊かさを感じました。

絶滅危惧種タコノアシの生育場所を保全する作業をしました。

この場所は昨年より株が広がって大きく生育していました。

今年は水が多いので、昨年確認した場所の多くでタコノアシはまだ確認できませんでした。
タコノアシは水位変動のある場所で水が引くと出てくるように感じます。

初記録! 湿地でヌマトラノオの花を今年はじめて確認しました。

ヌマトラノオの生育場所も囲って保全しました。

水辺に真っ赤なショウジョウトンボがいました。

センブリを移植した場所の草刈りをしました。

移植成功! 冬越しした株が伸びてきました(越冬した葉は丸っぽくて、伸びてきた茎の葉は細長い)。

ヒメコウゾの実が赤く色づきました。食べると甘くぬめりがあります。

エゴノキにはたくさんの若い実がついていました。
果皮にはサポニンがあるので砕いて水に入れると石鹸のように泡がでます。

みんながカメラで狙っている先には・・・

大きなヘビ! アオダイショウです。