葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2024年3月23日土曜日

オオタカの繁殖に向けてスギ林の間伐

葛城フォレスターは、葛城大規模緑地の維持管理活動を行っている有償ボランティアです。 この冬(12月~1月)長らく間伐をしていなかったスギ林を、オオタカが繁殖するのに適した森を目指して間伐を行いました。
オオタカは木々の間が5mとれていないと林内を上手に飛び回れないそうです。施業前の森は木が密すぎて5mの間隔はほとんどありませんでした。 フォレスターメンバーでどの木を伐採するのかを選びました。
安全確保をよく考えて木を切る活動を実施しました。
切った木を解体して集積します 間伐材は葛城の森の中で利活用していきます(例:2月11日に実施した「湿地をデザインしよう」で土止めとして利用)
施業した森を見上げると、5m程度の間隔が出来たように思います!! 間伐の結果はオオタカが評価します。ドキドキです。

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