今日、「葛城フォレスター」養成講座がありました。第一日目の午前中は座学、午後からは来月に実際に作業する現場を見て歩きました。あまりにひどく繁茂したクズの原野を見て、ため息をついたフォレスターもいたようです(笑)。明日は草払い機の安全講習です。
講座が終わってから、来月に刈り払う予定のエリアの植生を調べてきました。ここは、造成した場所で、一面にメドハギとセイタカアワダチソウが茂っていました。早く、植樹した雑木が育って、りっぱな森になるといいですね。
もう、ヤマハギが咲いていました。確か、秋の七草のはず?
葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。
2015年6月29日月曜日
2015年6月28日日曜日
第2回 里山散歩 「求む! 虫好き少年少女たち」
毎月、第2日曜日の午前中(10時から12時まで)に、森の自然を観察しながら散歩します。
7月12日(日)は昆虫に詳しい秋山先生と調査をかねて歩きます。 至急!虫取り少年少女たちの応援を求めます(笑)。ぜひ、ご参加ください。
詳しくは、来月になりましたらアップします。
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昆虫
2015年6月24日水曜日
森の湿原
葛城の森の一角に、周囲をヤナギやハンノキに囲まれた湿原があります。ウキヤガラの群落に身を沈めると、ここが「つくば市」の中心部だとは思えません。
一年間を通じて、水が確保できるかを調べるために、簡単な地下水位計を設置してきました。森でただ一つの水場なので、ぜひとも動植物のために残したいものです。
池の周囲で見つけたニワトコの果実です。サンゴのように真っ赤に輝いていました。小鳥たちの大好物です。
クリの木には、たくさんの栗の赤ちゃんがついていました。まだ、紐のような雄花も褐色になって残っていました。赤ちゃん栗は、秋に向かって、ぐんぐんと大きく育っていきます。
一年間を通じて、水が確保できるかを調べるために、簡単な地下水位計を設置してきました。森でただ一つの水場なので、ぜひとも動植物のために残したいものです。
池の周囲で見つけたニワトコの果実です。サンゴのように真っ赤に輝いていました。小鳥たちの大好物です。
クリの木には、たくさんの栗の赤ちゃんがついていました。まだ、紐のような雄花も褐色になって残っていました。赤ちゃん栗は、秋に向かって、ぐんぐんと大きく育っていきます。
2015年6月19日金曜日
草刈り作業の境界杭を設置しました
昨日、ひどく繁茂するクズの海を掻き分けて、草刈り作業用の境界杭を設置してきました。「イヤー、大変だった! お疲れ様でした。」
しかし、このひどいクズ原を突破した先で、可憐な草花が待っていてくれました。
ノアザミ 春に咲くアザミ。棘がすごく痛い。花に触ると白い花粉が湧き出る。 |
クマヤナギ ヤナギとあっても、「柳」の仲間では無いよ! この赤い実は、昨年咲いた花についたもの。今年の花は、これから。 |
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管理作業
2015年6月14日日曜日
里山散歩にて
第1回の里山散歩がありました。途中、雨が降り出したので、急いで森の中へ逃げ込みました。森の中は涼しくて気持ちが良いくらい。コナラ、シラカシ、クリの実の小さな赤ちゃんを見つけました。まだ3ミリぐらいの大きさ。これから夏の日差しを受けて、どんどん大きく成長して、秋には立派なドングリになることでしょう。これから定期的に観察できるように名札を付けてきました。
エノキの木には、春先に付着させておいたオオムラサキがサナギになっていました。鳥に見つからないように、葉っぱに似せた色、形になっています。写真のどこにいるのかわかりますか?
昨年、刈り込んだ遊歩道わきで、茨城県の希少種のクチナシグサを見つけました。地面を這っている地味な植物ですが、果実がクチナシの実の形にているので、この名前がつきました。いままで暗い笹薮だったところを刈ると日差しが林床まで届き、一斉にいろいろな植物が芽を出します。これから、さらに森林整備が進んで明るいところが増えるのが楽しみです。
エノキの木には、春先に付着させておいたオオムラサキがサナギになっていました。鳥に見つからないように、葉っぱに似せた色、形になっています。写真のどこにいるのかわかりますか?
昨年、刈り込んだ遊歩道わきで、茨城県の希少種のクチナシグサを見つけました。地面を這っている地味な植物ですが、果実がクチナシの実の形にているので、この名前がつきました。いままで暗い笹薮だったところを刈ると日差しが林床まで届き、一斉にいろいろな植物が芽を出します。これから、さらに森林整備が進んで明るいところが増えるのが楽しみです。
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自然観察
2015年6月12日金曜日
2015年6月11日木曜日
第1回 「里山散歩」のお知らせ
第1回 6月14日(日)10〜12時(集合9:50:下平塚くぬぎの森芝生広場)
※初めての方には集合場所の地図を送ります。
研究学園駅近くに残る自然豊かな緑地を、動植物の調査も兼ねて毎月歩きます。
一緒に、いろいろな自然を発見しましょう!
まだ公園として使用開始前の県有地「葛城大規模緑地」に入りますので、
参加するには「葛城里山クラブ」にご登録いただくことが必要です。
(当日、申込書を書いてください。登録は無料です。)
平地ですのでどなたでもお気軽にご参加いただけます(運動靴でご参加ください)。
ご参加お待ちしています。
(当日の飛び込み参加も可ですが、参加予定の方はご一報ください。)
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イベントお知らせ
遊歩道に木漏れ日が
オオムラサキの観察路の草刈りをするために林に入りました。
今は、いきものたちの盛んな活動期。虫たちの種類が最も多くなるのも今頃。林縁や林床の草も、木々の若枝もグングン伸びています。鳥たちは雛を育てるのに忙しい。
初夏の葛城の森に、梅雨の合間の日差しがそそいでいました。若葉が眩しいほど。
杉の林には、涼しい風が吹き抜けていた。
すこし開けた明るい場所には、ヒメジオンが花盛り。
歩道の脇にはムラサキシキブの花が咲いていました。
秋になって美しい紫の実になるのが楽しみ
クララの花も。噛むとクラクラするほど苦いから「クララ」
藪の中で、タヌキの溜め糞を発見!
その大きさに驚きました。
タヌキは、一匹が10箇所も糞をする場所を持っています。また、複数のタヌキが同じ場所を利用して、匂いで情報交換をしているそうです。この森にも、相当数のタヌキが棲んでいるようですね。
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自然観察
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