葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2025年3月26日水曜日

3月9日(日)植樹の手入れ会の報告

2018年3月に葛城里山クラブで植樹した木を、葛城フォレスターと一緒に手入れしました。

のこぎりや枝切りばさみを使って下枝を切りました。つるを取り除いて木の生長を助けました。



     活動の後半で、切った枝の片付けと、クズの根掘りに挑戦しました。


自然とふれあう楽しい時間になりましたでしょうか。
長い時間をかけての森づくり活動になります。
またご参加ください!!







2025年3月25日火曜日

葛城の自然紹介② 松林

 昔、葛城の森にはたくさんの松林が広がっていました。茨城県南地域では、松は薪(たきぎ)や建材として使われていて、この地域に住んでいた人たちにとって、松林はなじみのある風景だったそうです。

しかし、今では多くの松林が「マツノザイセンチュウ」という虫の被害で枯れてしまいました。葛城の森でも、今から約25年前にあった立派な松林が一斉に枯れてしまい、ほとんどが失われてしまいました。

そんな中で、当時芝生畑だった場所に、偶然にも松の幼木(小さな木)が育ち始めました。その場所はオオタカが住む森の近くだったこともあり、この松の森が残されることになりました。

    けっこう育ってきているのが分かると思います。

松は日当たりの良い場所が好きで、林が暗くなると成長しにくくなります。そのため、松林を育てるには、間伐(余分な木を切ること)をして林を明るく保つことがとても大切です。

   葛城フォレスター活動では、毎年、松林を少しずつ間伐しています。

今年は、間伐した松を使って、歩行者専用道路沿いに、
森を紹介する大きな看板を作りました。
ぜひ、見に来てください!







葛城の自然紹介① オオタカ繁殖を目的として管理しているスギ・ヒノキ林

 葛城の森の中心にあるのが、オオタカの繁殖を目的として管理しているスギ・ヒノキ林です。

写真を見ると、木が密生していて暗いのが分かります

  このところ、この森でオオタカの繁殖が見られません。
  木が育って、オオタカが繁殖するには、木と木の間が狭くなってきたことが
  原因の一つと専門家の指摘がありました。
        現在、葛城フォレスター活動で、間伐を行っています。

木を切ることで、生きものの棲みかが保たれるのは、
里山ならではですね。
切った木がもったいないので、葛城里山クラブの活動で、
活用していきたいと思います!








2025年3月16日日曜日

1月12日 茅刈り体験+茅場の土壌調査+茅の保管実験

 少し前のこととなりますが、1月12日に実施した茅刈り体験+茅場の土壌調査+茅の保管実験について、主に写真で報告いたします。

内容についてはこの活動の案内のページをご参照ください。

https://katsuragi-forest.blogspot.com/2024/12/20251.html


葛城の森の茅場と茅刈り体験の様子です


参加したメンバー
筑波大学の土壌の研究室による、土壌断面作成と調査
         現状がとても良好な茅場との評価を受けて現況の土壌調査を行います
           刈った茅の保管が大変なことが課題です。
          森の中で保管できる可能性を探る実験を開始しました。













葛城里山クラブ事務局よりお知らせ 最近連絡がいかない会員の方がいましたら…

 【お知らせ:連絡が届かない場合のご案内】

こんにちは、葛城里山クラブ事務局です。

 日頃よりクラブ活動にご参加ご協力いただき、ありがとうございます。

葛城里山クラブでは、毎月会員の皆さまへお知らせをお送りしていますが、

最近、一部のメールが返送されるケースが増えております。

万が一、最近お知らせが届かずご不便をお感じの場合は、

恐れ入りますが事務局までご一報いただけますと幸いです。

 メールアドレスの確認や更新をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

今後とも、葛城里山クラブをよろしくお願いいたします。

2025年3月12日水曜日

葛城フォレスター活動の安全講習動画の紹介です

 「葛城大規模緑地」では、葛城里山クラブ会員有志の「葛城フォレスター」が

緑地の手入れ活動を担っています。

緑地の手入れではチェーンソを使った間伐も行っています。

チェーンソを用いた間伐活動を行うにあたって

メンバーがお互いに気持ちと力を合わせて安全な活動を行うために、

安全講習を毎年実施しています。


このたび、実技を通しての安全講習の様子を動画にまとめましたので、

公開いたします。2024年12月17日に行った安全講習の様子をぜひ、ご覧ください。 

https://www.youtube.com/watch?v=KipeDb6wP48



制作:NPO法人つくば環境フォーラム https://tef298.sakura.ne.jp/

2025年2月27日木曜日

3月の葛城里山クラブの活動案内

3月の葛城里山クラブの活動をご案内いたします。


🎋 里山散歩 🎋

日時:2025年3月9日(日)10時~12時

集合場所:葛城大規模緑地Fエリア(まんりょう公園向かい)
     
受付時間:9時30分~10時

予定している活動は以下の2つです

①葛城フォレスターと一緒に植樹の手入れ会
②自由散策
詳細は以下の通りです

① 葛城フォレスターと一緒に植樹の手入れ会

2018年3月に葛城里山クラブで植樹したエリアを手入れします
枝を切ったり、つるを取り除いて木の生長を助けましょう!
初心者やお子さんも大歓迎です。
自然の中で楽しく過ごせること間違いなし!

※7年前の植樹の様子です
  https://katsuragi-forest.blogspot.com/2018/05/blog-post_1.html

持ち物・服装:汚れてもよい服装、手袋、帽子、水分補給用の飲み物

自由散策

自由に森を散策して、リフレッシュしましょう。
お気軽に森にいらしてください。


①② 申込・問合わせは 葛城里山クラブ事務局 までメールにてお願いいたします
メール: satoyamakt★tsukuba-ef.com ★を@に変えてください


🌲 体験フォレスター 🌲

日程:3月4日(火)、9日(日)、11日(火)、18日(火)

午前または午後の都合のよい時間にご参加いただけます。
体験フォレスターの方には、
木の枝を切ったり、丸太の移動や刈った草の運搬など、
楽しく作業を通して森を明るくするお手伝いをお願いします!

申込・問合わせは 葛城里山クラブ事務局 までメールにてお願いいたします
メール: satoyamakt★tsukuba-ef.com ★を@に変えてください



葛城フォレスターは年間約40日の有償ボランティア活動です。
継続して参加を希望される方も、随時募集中です。




🌿 葛城里山クラブ事務局 🌿 
メール: satoyamakt★tsukuba-ef.com ★を@に変えてください

一緒に自然を楽しみ、守り育てましょう!

 ご興味のある方のご参加を心よりお待ちしております。
 葛城の森でお会いしましょう!

葛城里山クラブ事務局一同

2025年2月12日水曜日

落ち葉かきと落ち葉遊び

 葛城里山クラブの「里山散歩」にて、12月8日(日)及び2月9日(日)の2回、落ち葉かきと落ち葉遊びを行いました。


森の落ち葉を、参加したメンバーで力を合わせて集めました。

たまった落ち葉の山は子どもたちの楽しい遊び場になりました!!

 
12月8日の落ち葉集め
            12月8日 集めた落ち葉で遊ぶ子どもたち
2月9日の落ち葉集め 冷たい風が吹く中、頑張りました!
集めた落ち葉が乾燥していて埃っぽかったので
落ち葉の山にブルーシートを敷いてゴロゴロ♥
気持ちよくて眠くなるとの感想が聞かれました。



★落ち葉かきの目的

  葛城の松林での落ち葉かきには、

  松林を健康に保ち立派な松林を育てるという目的があります。

  松はやせた土で健康に育つため、落ち葉をかいて、

  土が冨栄養にならないようにすることで、立派な松林が育てよう!ということです。

  かつてのつくば市の村落では多くの林が松林でした。

  枝葉を日々の炊事やお風呂炊き等に用いて、

  立派な幹を建材に使っていたとのことです。

  昔からお住まいの方々には松林が原風景です。

  マツノザイセンチュウの侵入による松枯れでほとんどの松林が失われた中、

  貴重な松林を葛城の森に再生していければと考えています。




2025年1月25日土曜日

2025年2月の活動のご案内

 葛城の森は茨城県有地で、茨城県では都市公園とされています。

葛城の森は、もともと里山であった場所がそのまま残されており、

里山の要素を持った都市公園です。

里山の要素を持った都市公園の主な役割は何なのか、考えてみました。


・自然との触れ合い

  森林浴やハイキング、ピクニックなどを通じてリフレッシュやリラックス。

・生態系の保全

  貴重な自然環境の一部として重要性が増している。

・教育の場

  自然環境や生物の学習の場。環境保全意識を高める。

・エコロジカルリモデリング

  都市生活と自然環境の共存を実現するモデルケース。

・リクリエーション

  レクリエーション活動(ウォーキング、花見など)を提供、生活の豊かさを高める。


 他にも大切な役割があると思います。

 大切だと思う役割と関連した様々な活動を行っていくことで、

 価値の高い葛城の森にしていけるのではと考えています。

 2月の活動をご案内いたします。興味関心のある方のご参加をお待ちいたします。


★里山散歩★

 

実施日:2025年2月9日(日)10時~12時 


集合場所:葛城大規模緑地Gエリア(みどり公園向かい)

     午前は9時30分より10時まで受付


予定している活動は以下の3つです

① 落ち葉かきと落ち葉遊び&オオムラサキの幼虫の冬ごしの観察

② 湿地デザインプロジェクト

③ 自由散策


詳細をご案内いたします。


① 落ち葉かきと落ち葉遊び&オオムラサキの幼虫の冬ごしの観察

●落ち葉かきと落ち葉遊び(~11時20分頃まで)

 森の落ち葉を、参加したメンバーで力を合わせて集めましょう。

 たまった落ち葉の山は子どもたちの楽しい遊び場になります!!

★落ち葉かきの目的

  松林の落ち葉かきの目的は、松林を健康に保ち立派な松林を育てることです。

  松はやせた土で健康に育つため、落ち葉をかいて、

  土が冨栄養にならないようにすることで、立派な松林が育ちます。

  かつてのつくば市の村落では多くの林が松林でした。

  枝葉を日々の炊事やお風呂炊き等に用いて、

  立派な幹を建材に使っていたとのことです。

  昔からお住まいの方々には松林が原風景です。

  マツノザイセンチュウの侵入による松枯れでほとんどの松林が失われた中、

  貴重な松林を葛城の森に再生していければと考えています。

  

●オオムラサキの幼虫の冬ごしの観察(11時30分~)

  葛城の森が保全されていることで生息が続いている国蝶オオムラサキは、

  幼虫で越冬しています。どんなところで越冬しているのか、観察します。

  生きものの暮らしをよく知ることで、

  いろいろな生きものと共生する知恵を増やすことが出来ます。

  生きものが豊かな森ってどんな森なのか、ご一緒に感じていければと思います。


インストラクター

 永谷真一氏(葛城里山クラブ事務局 ビオトープ計画管理士、自然観察指導員)


持ち物服装は以下の通りです

・汚れてもよい手袋、帽子、暖かい服装

• 水分補給用の飲み物

 




② 湿地デザインプロジェクト


  親子で楽しく湿地を再生し、葛城の森を豊かな場所にするための活動を行っています。

  ぜひご家族でご参加ください!


 インストラクター

  大塚太郎氏(葛城里山クラブ事務局、ビオトープ施工管理士、農業土木技術管理士)


プログラム内容

1) 葦の手入れと活用

  冬に刈り取った葦を、湿地の観察路や休憩場所の敷物、日陰づくりなどに活用します。

  親子で作業を楽しみながら、湿地環境について学びます。

2) アカガエルの産卵パトロール

  3月にアカガエルが湿地内の水たまりに産卵します。

  一緒に水たまりの有無を確認し、必要に応じてスコップで掘って産卵場所を作ります。

  お子さまも体験を通じて生き物の大切さを学べます。

3)手作り桟橋の設置

  間伐材を利用して湿地内に桟橋を設置します。

  親子で協力して作業を進めながら、湿地の利便性を向上させます。


持ち物

 • 長靴または胴長靴(貸出可能)

 • 手袋、帽子、暖かい服装

 • 水分補給用の飲み物


 初心者も大歓迎!親子で楽しめる内容となっています。

 自然の中で作業を楽しみながら、湿地の魅力を再発見し、

 葛城の森の保全活動に貢献しましょう!

 皆さまのご参加をお待ちしております!




③ 自由散策(9時30分受付~12時まで)

  ご自由に森を散策いただけます。


申込はこちら googleフォームです。

https://forms.gle/4yv2XVbvP9FjGf1n7

※このメールへの返信での申し込みも受付いたします



★体験フォレスター★


2月4日(火)、11日(火祝)、18日(火)、25日(火)


上記活動日のうち、都合のよい日の午前もしくは午後で

体験フォレスターを随時募集いたします。

体験での参加の方には、切った木の枝を鋸で切ったり、

丸太に切った木の移動などをお願いします。

作業を通して森が明るく気持ち良くなる体験を、ぜひご一緒にどうぞ!




申込はこちら googleフォームです

https://forms.gle/PWjubbp5WJ3DqMjA6

※このメールへの返信での申し込みも受付いたします


葛城フォレスターは年間約40日の有償ボランティア活動です。

継続して参加を希望される方、随時募集中です。



葛城里山クラブ事務局

 メール: satoyamakt@tsukuba-ef.com


一緒に自然を楽しみ、守り育てましょう!

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

葛城の森でお会いしましょう!


葛城里山クラブ事務局一同




2024年12月27日金曜日

葛城の森での保全活動 葛城フォレスター オオタカの棲む森を目指して

 葛城の森にはオオタカの繁殖を目的として針葉樹林を保全しているエリアがあります。オオタカはマツやスギ、モミといった針葉樹の林に営巣します。 しかし、このところ、オオタカの営巣が確認できなくなっています。

オオタカの写真を葛城里山クラブ会員よりいただきました

葛城の森の保全エリアの針葉樹林は、かつて民有地だった頃に植林された場所です。生長に応じた手入れがされておらず、木と木が邪魔し合ってひょろひょろと上に伸び、不健康な木が目立ちます。不健康な木にはオオタカは営巣できません。また昼も暗い林床となりつつあります。この森を放置しておくと枯れ木が増えるとともに下草が育たなくなり、生物多様性も低下します。 

森林の健康と生物多様性を保つためには間伐が重要です。適切な間隔を保つことで健康な木が大きく育ち、オオタカの営巣が可能になるとともに、他の動植物の生息環境も改善されます。 

オオタカの営巣には、健康な木と共に、広い視界と飛翔空間が必要です。5メートルの間隔を目指して間伐を行うことで、オオタカが安全に飛び回り、巣を作る場所が確保されます。 

このような取り組みは、地域の環境保全や生態系の持続可能な管理にもなります。葛城フォレスター活動では、この1月にスギ林の間伐を行う予定です。

環境保全活動の一環として、葛城の森でのオオタカの生息環境を整えるための間伐活動に、ぜひ、ご参加ください。葛城フォレスターの体験参加にて、随時受け入れています。

体験参加の申し込みフォーム

https://forms.gle/NKbXGXddbbV9ZKQv7

よろしければ葛城フォレスターに加わっていただけると大変嬉しいです。