葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2021年6月15日火曜日

6月13日 里山散歩

6月の里山散歩は、朝ボラを行った後、自由散策と湿地の整備の選択制で活動しました。朝ボラは8時から集まったメンバーで植樹した木の手入れ活動を行い、巻き付いたつる植物やまわりの草刈りをしました。里山散歩では、樹木の観察コースをつくり、解説板を掲示して里山の木々を観察していただきました。参加者は木陰の歩道で樹木の観察をしたり、湿地へ行って湿地整備の穴掘りやアメリカザリガニ採りに多くの子どもたちが参加しました。湿地を埋め尽くすウキヤガラの刈り取りや持出しも行うことができました。

植樹した木のまわりの草や巻きつくツルを刈り取りました。

家族ごとに受付をすませて出発です。

樹木の解説板を見ながら散策。

取り付けた解説板

ムラサキシキブの花が盛りでした。いいにおいがします。

子どもたちはさっそく湿地で穴掘り。

ナギナタ鎌を使って湿地を埋め尽くすウキヤガラを刈りました。

刈った草を持ち出すと湿地の維持に役立ちます。

トウキョウダルマガエルもいました!


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