葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年7月8日水曜日

7月7日 植生ボランティア


 雨の季節。この時期、森の中では昨年秋に落ちた種から、幼木が育ちます(実生といいます)。今回の植生ボランティアでは、里山の構成種の実生をポットに掘り上げて苗に育てるための場所づくりをました。また、昨年から育てていた苗を、2ヶ所の植樹地に捕植しました。
ドングリから出たクヌギの実生などのポット苗をつくりました

昨年から育てている実生も一回り大きいポットに植え替えました

雨が降りそうでしたが、念のため水やり

植生ボランティアのメンバー

乾かないように土でポットを埋めます

ノウサギ除けのネットを設置

森の緑が色濃くなりました

植樹した苗が枯れてしまった場所に捕植もしました

オオバノトンボソウ(ラン科)の花も咲いていました








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