葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年7月12日日曜日

7月12日 朝ボラ+里山散歩

 雨の多い今年の梅雨、久々の晴れ間となりました。早朝の朝ボラでは、この春植えた苗木回りのクズなどを刈る作業をしました。里山散歩は、今回も地図と図鑑シートを持っての自由散策です。草原には昆虫に詳しいインストラクター、松林には植物に詳しいインストラクターがいて、それぞれ解説がありました。子どもたちはトンボやチョウを追いかけたり、草原でバッタを探したりと思い思いに楽しんでいたようです。

8時からの朝ボラ。クズが苗木を被ってしまうので、根元から刈り取ります。

クズがこんなにたくさん。みんなで刈ると早いですね!

クズは、リースにするのもいいかも。

すっかり夏の森になりました。10-12時、里山散歩です。

子どもたちが虫メガネで見ているのは・・・

オオバノトンボソウの花。トンボのように見えるラン科の花です。

ニイニイゼミが羽化していました。

草原を散策。

虫、いないかな・・・

捕まえた虫を展示中。

ナワシロイチゴの実が熟しています。甘酸っぱくて子どもたちに大人気!

今月の図鑑シート。花は少ない時期なので、昆虫をたくさん載せました。
草原にいたら、オオムラサキのメスの蝶が頭上を飛んでいきました。

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