今回は、茨城県自然博物館の小幡和男先生をお招きして、植物について、いろいろ教えていただきました。葛城の森はすっかり初夏のたたずまい。フェノロジー調査(花や実の記録)をしながら緑地内を回り、気になる絶滅危惧種の現況チェックや保全区の手入れなどを行い、要注意の外来植物の様子なども見て回りました。
ニワトコの実がすっかり赤くなりました。 |
小幡先生に植物の見分け方を教えていただきました。 |
絶滅危惧種クチナシグサは種子がたくさんこぼれたようです。 |
唱歌「夏は来ぬ」に歌われている卯の花(ウツギ)も満開です。 |
保全区の中と周囲のクズを刈り取りました。 |
ここで保全しているのは絶滅危惧種のノニガナ(キク科)。ツンツン伸びているのがみんなノニガナです。 2m×2mの中に95本のノニガナがありました。花は終わって綿毛になっています。 |
アカスジカメムシを見つけました。おしゃれな模様です。 |
ヤマグワの実も色づいていました。 |
要注意の外来植物ワルナスビ。鋭いとげがあります。 |
湿地の水位が落ちていました。水生植物のウキヤガラが全面を覆うと急激に水がなくなるので、前回のフォレスター作業で刈っていただきました。湿地プロジェクトで掘りこんだ水路に水がありますね。 |
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