今回は、緑地を広く回り、植物のフェノロジー調査(花や実の記録)や希少植物の分布調査、保護のための印付けなどを行いました。葛城大規模緑地には、雑木林、松林、草原、湿地と様々な環境があるので、多様な植物が生育しています。そして、その植物を食べる虫や、すみかとするする動物もたくさん暮らしています。春から初夏の花の多い季節は、生きものにとっても、成長や繁殖の季節です。
ウツギ(卯の花)が咲き出しました |
調査をしながら緑地内を回りました。 保全したい植物への印付けも。 |
森の中でオオジシバリの花が満開です。 |
ヘビイチゴの実が赤くなりました。 |
絶滅危惧種のクチナシグサが今年はたくさん見られます。 実の形がクチナシの実に似ていることが名の由来です。 |
草原のススキがぐんぐん伸びてきました。今年もいい茅になりそうですね。 |
保全区の草をかっています。イヌゴマの花が秋に咲く場所です。 |
フデリンドウの実が開いて種子がこぼれています。 来年もたくさんの花が咲くといいですね。 |
エゴノキの花が満開です。たくさん昆虫もやってきます。 |
絶滅危惧種ノニガナの保全区を観察。 |
今年は草原にノニガナの花がたくさん咲いています。 花はたんぽぽを小さくしたようなキク科の花です。 |
草原にノウサギのふんがありました。 |
ノイバラの花もきれいに咲いています。 |
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