葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年12月2日水曜日

12月1日 葛城フォレスター

今回は散策路沿いにある大きなユリノキを伐採しました。

ユリノキはこの土地の本来の植生にはないので、街路樹として周辺に植えられたものが入り込んだと思われます。成長が早く、大木になるわりに根が浅いため、大木になってから倒木の危険があってはいけないということで今のうちに処置することとなりました。

倒す方向(写真右側)に受け口をつくり、
その反対側からチェーンソーの刃を入れます。

機械でゆっくり引っ張って倒します。

無事に狙った位置に倒れました!

大きな木の伐採は危険を伴う作業ですが、徹底した安全確認とベテランフォレスターさんの技術力で見事に狙った位置に倒すことができました。

見上げるほどの高さと直径約30㎝の太さでしたが樹齢はわずか12、3年だったそうで、ユリノキの成長の早さにびっくりです。


この日は伐採作業の他に駐車場として使っている砂利の広場周辺の草刈りを行いました。マイツリーを傷つけないように、刈払機と手作業を組み合わせて丁寧に刈って、すっかりきれいになりました。

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