葛城の森から
" 豊かな自然をみんなで楽しみ学び守り育て、地域住民に愛される里山公園 "を目指して
葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。
2019年6月18日火曜日
6月18日 植生ボランティア
梅雨の晴れ間、暑くなってきましたが森の中は気持ちよい涼風が吹いています。今日は、葛城フォレスターの皆さんが草刈りする前に、刈り残してほしい幼木に印をつける作業をしました。また、湿地エリアにいって、絶滅危惧種のタコノアシの生育状況をチェックしました。
ムラサキシキブの花が各所で咲いています。平成28年に植樹した苗は、しっかりした株に生長しました。
苗木まわりのクズを刈りました。
外来種アメリカオニアザミは見つけ次第駆除します。
自然に芽生えた幼木にピンクのリボンをつけました。
この作業道の両側が涼しい木立になるといいですね。
保護していたタコノアシが生長しています。
今年は水が豊富にあるので、いろいろなトンボが来ています。真っ赤なショウジョウトンボを初めて見ました。
水辺で観察中。定点カメラにはどんな動物が映るか楽しみです。
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