葛城の森から
" 豊かな自然をみんなで楽しみ学び守り育て、地域住民に愛される里山公園 "を目指して
葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。
2018年7月12日木曜日
7月8日 朝ボラ+里山散歩
7月の里山散歩は、昆虫に詳しい秋山昌範さんと一緒に昆虫調査をしました。子どもたちもたくさん昆虫を見つけてくれましたね。甲虫17種を含め、全部で47種の昆虫を確認しました。葛城の森の生物相の豊かさを実感しました。この日は早朝に、ちょこっと朝のボランティアも実施しました。
朝のボランティアでは、住宅地との境界エリアでクズ退治をしました。
太いクズの根! くず餅や葛根湯の原料です。
里山散歩は昆虫の調査を兼ねた観察会。秋山さんは子どもたちにもわかりやすく説明してくださいます。
羽化したばかりのニイニイゼミ。抜け殻は泥をかぶっているのが特徴です。
クヌギやコナラの樹液にはカブトムシやカナブンがたくさん来ていました。
羽化したばかりのオオムラサキにも出会えました!
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