葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2018年7月6日金曜日

7月3日 植生ボランティア


里山の雑木林では、手入れ不足になると周辺にある竹が侵入してきて大きく育ち、雑木を枯らしてしまいます。昨冬に竹の駆除をした雑木林で、残った根から生えてきた竹を再び駆除する作業をしました。そのあと、植物の開花状況の記録を取りながら、葛城の森を一周しました。


小さい竹がたくさん出ています。今の時期は、まだやわらかいので、簡単に切れます。


竹はモウソウチクです。七夕飾りに使うときには、節の上部に穴をあけて水を入れると
節の下の枝葉を枯らさないで維持できます。節ごとに水を入れる必要がありますが…


植物調査では花や実の状態を観察し、どこに何があるか記録しています。


ヤマハギが咲き出しました。


ヒヨドリバナも咲いていました。季節が進んでいますね。


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