葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2021年12月13日月曜日

12月12日 里山散歩・昼ボラ

 今月の里山散歩では、アカマツ林の落ち葉かきを行いました。落ち葉をかくことで地表に腐葉土が溜まらす貧栄養の環境となります。貧栄養の環境の方がアカマツの生育に適するため、落ち葉かきはアカマツ林の健康維持に大切な作業です。集めた落ち葉は堆肥ボックスに積みました。来夏、カブトムシの幼虫が卵を産む場所になるはずです。昼食休憩をはさんで、午後は外来植物オオフタバムグラを除去する活動を行いました。今回は体験フォレスターの方も含めて、フォレスターのメンバーも一緒に活動しました。

子どもたちも落ち葉かきをがんばりました!

ブルーシートに集めると一度にたくさん運べます。

落ち葉を圧縮するため踏む作業。子どもたちが活躍中。

昼ボラでは、8月9月の朝ボラ中止でできなかった外来植物の抜き取り作業をしました。

要注意外来植物オオフタバムグラがたくさん種をつけてしまいました。

袋詰めして焼却処分へ。

最後に、身体に種がついてないようブロアーの風をあてました。


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