今年最後の植生ボランティアは暖かい小春日和の日でした。ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシ(通称カシナガ)の被害状況の確認調査を2ヶ所のエリアで実施しました。緑地内にいあるブナ科の樹種(コナラ、クヌギ、シラカシ、クリ)で胸高周囲長60cm以上の木を136本チェックし、被害を受けている木はありませんでした。これで今年の確認調査をすべて終了。今年カシナガ被害にあった木は2本ですが、いずれも軽微なものでした。来春、対処する予定です。
すっかり葉が落ちて陽が差し込み明るい緑地です。 |
メンバーは調査にも慣れてはかどります。 |
成虫越冬する蝶ウラギンシジミが葉陰でじっとしていました。 |
希少植物の保全区の篠刈りと落ち葉かきをしました。 |
コナラの幼木。紅葉した葉がついてます。 |
コナラのドングリが発根しています。 冬の間にしっかり根を張るのですね。 |
小春日和の散策路 |
植樹したガマズミの冬芽。来年の葉や花や枝のもとが詰まったカプセルです。 |
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