葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2021年11月8日月曜日

11月7日 里山散歩

 秋晴れの葛城の森では木々の紅葉が始まっています。参加者は、色づいた葉や木の実、キノコなどを観察しながら緑地内を散策しました。カマキリの産卵や、落ち葉堆肥の中のカブトムシの幼虫、おなかの大きいジョロウグモの雌などにも出会い、来年に命をつなぐ生きものたちの営みを垣間見ることができました。また、11月23日に開催予定の会員企画「間伐体験と材の活用」のため、間伐する木の選定と印付けを会員さんたちが行いました。

落ち葉がきれいな遊歩道を散策

ヒメコウゾの黄葉

植樹したエリアで自然観察

赤くなったカラスウリの実

お腹の大きなオオカマキリの雌


イロハモミジの紅葉

スッポンタケ(きのこ)がありました

子どもたちが見つけたのはホコリタケ(きのこ)。押すと煙のように胞子が飛びます。

みんなの注目する先には・・・

ハラビロカマキリがちょうど産卵中!

11/23の間伐体験で切る木を選んでいます。

切る木にテープで印付け

湿地にはたくさん水がありました。生きもの探しをする子どもたちも・・・

森歩きに気持ちのいい日でした。



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