植生ボランティアの日程が12/21(火)に変更となりました。 (2021/11/30)
■ ■ 里山散歩・昼ボラ ■ ■
今月は「落ち葉かき」と「自由散策」で開催します。なんで落ち葉かきが必要なの?集めた落ち葉はどうするの?その答えは当日お話しします!落ち葉かきで体もぽかぽかになりますよ。
植生ボランティアの日程が12/21(火)に変更となりました。 (2021/11/30)
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今月は「落ち葉かき」と「自由散策」で開催します。なんで落ち葉かきが必要なの?集めた落ち葉はどうするの?その答えは当日お話しします!落ち葉かきで体もぽかぽかになりますよ。
周辺でイノシシが目撃されたために明日11/27(土)に順延となっていた会員企画「やってみよう!身近な森そだて体験!」は、その後の状況に変化が見られないため中止とします。
明日11/23(火・祝)に開催を予定していた会員企画「やってみよう!身近な森そだて体験!」は、周辺でイノシシの目撃情報があるため11/27(土)に延期とします。
11/27(土)の開催についても、前日までに安全の確認が取れない場合は中止とします。
参加予定の方にはメールでご連絡しますが、このブログでもお知らせするので併せてご確認ください。
葛城の森はすっかり秋の佇まいとなりました。今回、植生ボランティアでは前回に引き続きナラ枯れ被害を引き起こすカシノナガキクイムシの穿孔がないか確認調査を行いました。クヌギ、コナラ、シラカシなどブナ科の樹木に被害がないかチェックして回りました。3チームで合わせて93本の木をチェックし、1本の被害木を見つけましたが、幸い被害は軽微なものでした。また、葛城フォレスターの活動では、筑波山麓から譲り受けたモミの実生苗を、保全エリアのヒノキ林内に植えました。将来オオタカの営巣木になることを期待しての移植です。つくば地区貴重動植物生態調査委員会よりご提案をいただき実行しました。
雑木林もすっかり秋色になりました。 |
大径木をチェックしました。 |
ナツヅタが赤くなりました。 |
ムラサキシキブの実がきれいです。 |
カシノナガキクイムシの出したフラス(木くず)を確認 |
被害を受けた木 |
トキリマメの実 |
草原にノウサギの糞がありました。ここにいた証拠! |
カナヘビの子どもが何匹も! 冬に備えてエサを探しているのでしょうか? |
葛城フォレスターのメンバーがモウソウチクが繁茂してヒノキが枯れた場所に 枯れ木の伐採と篠刈を行って、モミの苗を植えました。 |
植えた実生を確認中。つくば市筑波山市有林から許可をいただき移植しました。 |
この大きさでも10歳近い木です。 森のギャップ(空隙)に植えたので成長することを期待しています。 |
落ち葉がきれいな遊歩道を散策 |
ヒメコウゾの黄葉 |
植樹したエリアで自然観察 |
赤くなったカラスウリの実 |
お腹の大きなオオカマキリの雌 |
今回は、ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシ(通称:カシナガ)の被害がないか調査を行いました。カシナガは体長5mmくらいの小さな甲虫ですが、コナラ、クヌギ、シラカシなどブナ科の樹木に穴をあけて卵を産むと同時にナラ菌を植え付け繁殖させて幼虫のエサにします。集団で同じ木に集まる性質があり、多数のカシナガが入るとナラ菌が蔓延して樹液の流れを止めるため木が枯れてしまいます。今回の調査で、1本の被害木が見つかりました。被害は軽微ですので、カシナガが来年増えないよう、春までに手当てをする予定です。
秋の雑木林で調査。周囲長60㎝(直径20㎝)以上の木を調べます。 被害を受けるのはブナ以外のブナ科の大径木とのことです。 |
2人1組で樹種や胸高周囲長を記録し 被害の有無をチェックしました。 |
昨年見つかった被害木にはカシナガホイホイ(粘着シート)が取り付けてあります。 手当てをしたので、このエリアでの被害木はありませんでした。 |
続いて別のエリアで調査。 |
カシナガ特有の粉のようなフラス(木くず)を発見! |
確認用につくった楊枝(先から1cmに赤い印)を刺すとカシナガの穴の大きさにぴったり |
10か所程度の穴があいていました。フラスもたくさん! 被害は根本付近に集中しています。 |
マーキングして後で手当てすることに。 |
センブリの花 |
白い花びらが透き通るようにきれいです。 センブリは2年草で、花が咲くと枯れます。 |
来年咲く株も各所で見られました。 手入れされた明るい林内に生育しています。 |
今年最後のナンバンギセルの花かも? |
やってみよう!身近な森そだて体験!