葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年8月18日火曜日

8月18日 植生ボランティア

  今回は、植物の開花状況を調査しながら緑地内をまわり、水辺で絶滅危惧種タコノアシの生育状況を確認しました。今年は雨が多かったため、猛暑の夏になっても水がたくさんあります。タコノアシは、水があったり引いたりする不安定な環境を好む植物なので、今年は水に浸ったままの場所では生育が見られませんでした。水が引いた場所では開花を確認、また株数も増えており、昨年なかった場所での生育も確認できました。今年初のナンバンギセルの花も確認し、秋が近いことを感じました。

猛暑でも森の道は涼しい風が時折吹きます

松林の林床にツルボが群生して咲いていました

ツルボの花ときれいな蛾(シロモンノメイガ)

キンミズヒキの花

花びらが細いヒメキンミズヒキ

タコノアシの保全エリアを調査

タコノアシの花

湿地全体が今年は水に浸っています

ススキ草地を再生しているエリアです

ススキの根元に寄生するナンバンギセル 今年初の花


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