今回は、植物の開花状況を調査しながら緑地内をまわり、水辺で絶滅危惧種タコノアシの生育状況を確認しました。今年は雨が多かったため、猛暑の夏になっても水がたくさんあります。タコノアシは、水があったり引いたりする不安定な環境を好む植物なので、今年は水に浸ったままの場所では生育が見られませんでした。水が引いた場所では開花を確認、また株数も増えており、昨年なかった場所での生育も確認できました。今年初のナンバンギセルの花も確認し、秋が近いことを感じました。
猛暑でも森の道は涼しい風が時折吹きます |
松林の林床にツルボが群生して咲いていました |
ツルボの花ときれいな蛾(シロモンノメイガ) |
キンミズヒキの花 |
花びらが細いヒメキンミズヒキ |
タコノアシの保全エリアを調査 |
タコノアシの花 |
湿地全体が今年は水に浸っています |
ススキ草地を再生しているエリアです |
ススキの根元に寄生するナンバンギセル 今年初の花 |
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