葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年3月23日月曜日

3月17日 植生ボランティア

 葛城の森も春めいてきました。今年度最後の植生ボランティアは、アカマツ林再生エリアに行って、まだ計測が終わっていない木の樹種と周囲長(太さ)を調査しました。つづいて篠竹を切り、昨年植えた苗木にノウサギ除けの肥料袋を取り付けました。その後、植物の観察をしながら、駐車場へと戻りました。植生ボランティアは、毎月第1、第3火曜日に実施しています。楽しく植物のことや自然のしくみが学べます。メンバーは随時募集しています。希望者はお問い合わせください。

樹木の大きさは地表から13㎝高さの幹回りの太さ(胸高周囲長)を調べます。

昨年ノウサギの食害を受けた苗に袋をつけました。

まわりに枯草を集めて隙間がないようにしました。

植物の確認中。春の動きが始まっています。

コナラのドングリから芽が出ていました。もうすぐ双葉が開くことでしょう。

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