葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2019年7月16日火曜日

7月16日 植生ボランティア

今年は長く雨の日が続くので、森林再生中のエリアに樹木の苗を補植することにしました。昨年秋にも森の実生でつくったポット苗を補植しましたが、多くの苗が冬の間にノウサギにかじられてしまいました。その後新しい芽が出た苗もありますが、枯れてしまった苗の場所へ再度の補植をしました。

雨続きで森の土は水をたくさん含んでいます。キタマゴタケがたくさん出ていました。

2018年3月に植えた苗がずいぶん大きくなってきました。

苗のまわりの草刈りと、苗が枯れた場所のチェックをしました。

森の中で育っていたコブシの実生と、春にポットに移して森の中で養生していた苗を持ってきました。

根に土がついたままのコブシの実生を慎重に植えました。

今度はちゃんと育つようにと祈りを込めて、皆で支柱をたてました。
大きく育って花が咲き、森の入り口のシンボルツリーになるといいですね。
その他の苗も、手分けして、ていねいに植えました。


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