葛城の森から
" 豊かな自然をみんなで楽しみ学び守り育て、地域住民に愛される里山公園 "を目指して
葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。
2018年11月9日金曜日
植生ボランティア 11月6日
湿地エリアで、希少種タコノアシが今年は開花して、とてもよく結実しました。茨城県の準絶滅危惧種であるタコノアシが次年度も生育できるよう、また、種子が芽生えて増えるように生育地の整備作業を行いました。
タコノアシはタコノアシ科の多年草で、環境省の準絶滅危惧種に指定されている
希少植物です。秋に全草が真っ赤になりタコノアシのように見えるのが名の由来です。
まわりの草を刈り、種子が落ちて芽生えるように表土を耕しました。
生育範囲を囲い、来年春に様子がわかるようにしました。
この株は90㎝くらいある立派な株です。
森の中を歩いていたら、タヌキの溜めフンがありました。カキの種がたくさん混じっています。
センブリの花が今年はたくさん咲きました。これは最後くらいの花です。
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