葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2018年11月13日火曜日

里山散歩 11月11日

11月の里山散歩は、きれいに色づいた森の中を歩き、いろいろなキノコを観察しました。穏やかな秋晴れの中、気持ちのよい散策でした。

ウワミズザクラやヤマウルシの紅葉・黄葉がきれいでした。

積んだ枯れ木にヒラタケがたくさん出ていました。

ベニタケの仲間のキノコ。ロウ細工のよう…

カニノツメもありました。幼菌もまだあり、発生期間が長いです。

みんなが驚きの歓声をあげたのは…

スッポンタケです。卵状の幼菌からスッポンのように傘が出てくることかが名前の由来です。
先端部の黒いグレバはすでになくなっています。臭いにおいでハエをよぶ部分です。

いろいろなキノコがありました。 

地面に落ちた花か実のようなもの。これもツチグリというキノコです。


ムラサキシキブの実。黄葉と紫の実が目を引きました。

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