葛城大規模緑地の一角には湿地があり、タコノアシなど希少な植物が生育し、水がある時にはトンボや野鳥も訪れます。しかしながら、ウキヤガラやヨシなどの水性植物が夏場に大繁茂、開放水面もなくなってしまいました。枯れた植物が堆積すると、湿地がだんだんと乾燥化してしまいます。湿地をもっと魅力ある場所にデザインするプロジェクトが2/14から2回シリーズで始まるのに先立ち、湿地の草刈り・持ち出しを葛城フォレスターの皆さんが行いました。植生ボランティアのメンバーは、絶滅危惧種タコノアシが生育した場所を手刈りし、マーキングと今シーズンの生育の確認を行いました。
タコノアシが昨シーズン生育した場所のヨシを刈りました。 (今シーズンはずっと水位が高かっためか、この場所では見られませんでした。) |
刈ったヨシは湿地の外に持ち出します。 |
今までなかった場所に出ているとの情報にタコノアシ探索中。宝探しみたいです。 |
ありました!花が咲き実がついた茎が20本も!お宝みっけですね。 この他にもあと6本、藪の中から見つけ、マーキングしました。 |
葛城フォレスターの皆さんがどんどん草刈りしています。 |
刈った後の枯草を湿地外へ運び、植樹した場所に肥料になるよう敷きました。 |
すっかり草が持ち出されて、きれいになった湿地。 今月14日に、参加者の皆さんと、どんなデザインができあがるか楽しみです。 |
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