葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2021年2月14日日曜日

2月14日 湿地プロジェクト「残された湿地を魅力ある場にしよう!」第1回

 葛城里山クラブ の会員交流会でのアンケートや意見交換で、湿地で水辺づくりをしたい、生きものが集まる場にしたいとの声が多かったことから始まった湿地プロジェクト、第1回を開催しました。会員の皆さんが企画や準備、当日の会場設営などにも参加して活動しました。みんなで湿地全体を歩いて観察した後、各自で作った目印リボンを付けた杭や黄色いコードを使って地面に湿地のデザインを描いてみました。そして、ひたすら掘る!子どもたちも池や水路を掘り進みました。深く掘った場所には水がありました! 泥団子つくったり、ザリガニみつけたたりする子どもたちも。春のような日和の中で楽しく過ごしました。第2回は3月13日、どんなふうに湿地が変わっていくか楽しみです。


湿地の周りをみんなで観察しました。

絶滅危惧種タコノアシ生育場所を見学

この場所を参加者はどうデザインするのでしょうか?

いよいよ湿地内で活動開始!

池や水路にしたい場所に目印杭を立てました。

池チームは家族ごとに自分たちの池を掘ってみました。

水路チームは目印に沿って掘り進みました。ザリガニやオケラが出てきてびっくり。

こんなイメージになりそう

テントブースでは定点カメラがとらえた湿地に来た生きものの説明もありました。


0 件のコメント: