葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2020年11月9日月曜日

11月8日 里山散歩

 11月の里山散歩は、自由散策とガイドウォークを選択していただいて実施しました。秋の森で、きれいな紅葉・黄葉や色づいた木の実を観察したり、どんぐりを探したり、のんびり歩いて楽しむことができました。

紅葉・黄葉がはじまった秋の森をのんびり歩きます。

ムラサキシキブの実 きれいな赤紫色 食べると苦みがあるけど甘い

カマツカの実 食べるとリンゴの味がします

ガマズミの実 すっぱいです
きれいな木の実は、目立つような色合いで鳥たちに食べてもらって種を散布します

草原も草もみじ トンボやバッタがまだ見られました

枯草を持ち上げるキノコ
シロフクロタケのようです

落ち葉がクモの巣にひかかって空中で踊っているのが楽しい



ウワミズザクラの葉は薄く、陽の光が透けてきれいです

クヌギのどんぐりから根っこが伸びていました

コカマキリ 大きい方がメス、小さい方がオス。卵を産んで一生を終わります。

ススキ草地もすっかり秋の装いです。


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