葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2019年4月24日水曜日

4月20日 葛城里山クラブ春の交流会

 今年も、新緑が美しい春の森で葛城里山クラブの交流会を開催しました。午前中は、「森を調べる」「森を感じる」「水辺をつくる」をテーマとした3つのグループでそれぞれ活動、摘んできた野草などの天ぷらとけんちん汁で昼食、午後は家族紹介ゲームの後、大人は森チームと水辺チームに分かれてワークショップ、子どもたちはネイチャーゲームで盛りあがりました。

春の森に里山クラブのメンバーが集まりました。

「森を調べる」チームは咲いている花を記録しました。

外来種セイヨウタンポポの花を昼食の天ぷら材料として摘みました。

「森を感じる」チームはネイチャービンゴをしながら散策し、
森の中でドングリから芽生えた実生でポット苗をつくりました。

「水辺をつくる」チームは湿地に水路を掘って、開放水面の部分を増やしました。
野鳥の水飲み場やトンボの産卵場所をして生きものたちが使ってくれるといいですね。

明るい森の中は、スミレやフデリンドウの花盛りです。今だけの花園を楽しみました。

昼食用のヨモギやタンポポ、タケノコの天ぷら

楽しく語らいながら、和やかな昼食タイムです。

午後の最初は家族紹介ゲーム。たくさんの家族と知り合いました。

ワークショップで、森チームはこれからの緑地のイメージを共有しました。

水辺チームは、水辺づくりの今後について意見交換しました。

大人たちがワークショップをしている間、子どもたちはネイチャーゲーム「カムフラージュ」で大盛り上がり!

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