葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2018年12月9日日曜日

12月9日 里山散歩

 今日は、冬らしくなった森を観察しながら歩いて、松林でみんなで落ち葉かきをしました。肌寒い一日でしたが、体を動かしポカポカに。まだ残っていた木の実を味見したり、紅葉の名残を楽しんだり、里山の森で過ごしました。

草原もすっかり草もみじに。木々も葉を落としています。

まだ残っていたムラサキシキブの実。ほんのり甘い味です。

草原でノウサギのフンからキノコが生えているのを発見!

松林で、昨年積んだ落ち葉の中から、カブトムシの幼虫を救出中。

昨年の落ち葉はすっかりいい腐葉土に変わっていました。3月の植樹活動で使います。

今年の落ち葉を集めています。

シートで運び…

森で伐採した竹で作った枠の中に積んで、子どもたちが踏みます! 

松林の中がすっきりしました。地表のリターをとって貧栄養にすると、松は健全に育つのです。

帰り道、ススキ原を通りました。来月はここで茅刈りをします!



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