葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2022年5月24日火曜日

5月15日(日)里山散歩&植生ボランティア

 葛城里山クラブでは、月に1回程度、里山散歩と称して、会員限定の公開日を設けています

5/15(日)は40名以上の参加を受けての開催となりました。

あいにくの曇り空でしたが、子どもたちは草むらで虫取りに興じていました


緑地内に1570年にあった「平塚原の戦い」という合戦の死者を弔う塚があります。
この近隣には東平塚、西平塚、下平塚という3つの集落があり、かつては年に1度お祭りが行われていたそうです。
緑地内の茅場で4年かけて刈った茅が、石岡市の茅葺民家の屋根の一部になったとの報告を会員のNさんよりしていただきました。

この日は植生ボランティアも同時開催でした。茅場の植物を観察、リストアップしました。


           里山散歩の参加者は湿地でも生きもの探しを楽しみました。

           子どもたちは元気いっぱいでした。






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