葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2017年4月9日日曜日

雨の里山散歩




 昨夜からの雨。それでも、8名もの参加者が集まりました。雨の日の森あるきも楽しいものです。ウワミズザクラの根元で真っ白な不思議な泡の塊を見つけたり、芽吹いたばかりの木の芽や春の可愛い草花をじっくりと観察しました。
 最も美しかったのは、森のあちこちで咲いているヤマザクラの花です。雨で濡れて黒く見える杉木立を背景にして、白いのやピンク色の濃いものなど様々です。雨の雫がキラキラと輝いて、まるで宝石のようでした。

 先月のマイツリー作戦で、みんなで植えた苗木もほとんどが無事に活着して、小さな緑の芽をのぞかせていました。驚いた事に、ヤマブキは、もう真っ黄色な花を咲かせていました。来月の里山散歩が待ち遠しいです。






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