現在、葛城の森の松林では、恐ろしいマツ材線虫病から松の木を守るために、薬剤の注入処理をしています。約300本の一本一本にドリルで穴を開けて薬をさしました。
これで、6月、7月頃にカミキリムシがやってきて、松の木にマツノザイセンチュウを感染させても大丈夫です。少し安心しました。
薬剤メーカーの方に聞いたら、この薬のベースになっているのは豚の虫下し剤だそうです。確かに、人や家畜に寄生する回虫とマツノザイセンチュウも同じ線形動物だから、有効なのかもしれません。あまり、毒性もなさそうです。いわば、「木の虫下し」です。
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