葛城の森から
" 豊かな自然をみんなで楽しみ学び守り育て、地域住民に愛される里山公園 "を目指して
葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。
2016年10月25日火曜日
アカマツ林の再生事業始まる
いよいよ、葛城の森では、アカマツ林の整備が始まりました。昔、つくば市周辺には、広大なアカマツ林が広がっていました。しかし、昭和30年代に侵入したマツノザイセンチュウによって、すっかり姿を消してしまったのです。そこで、私たちは、かつてこの周辺にあったような美しい松林を再生する試みを初めました。
まずは、現在生えている健康な松を選別することから始め、次に弱った木を間伐して、その後に耐病性のある松苗を補植します。
黄色のテープを巻いているが残す木
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