葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2019年12月17日火曜日

筑波大学での調査発表会


 筑波大学自然保護寄附講座の里山実習が今年もおこなわれ、調査結果をまとめた発表会が12月16日に大学でありました。この実習は2016年から毎年、大学院の学生さんたちが1か月間、葛城大規模緑地と筑波山麓の「すそみの森」の様々な環境にセンサーカメラを5台ずつ10月の1か月間仕掛けて、写された動物の写真を精査し、グループでテーマを設定して検討、その結果から保全への提案をするというものでした。実際の出現状況や動画などで示された報告からは、都市エリアに残る葛城の森の貴重性がうかがえます。昨年までに比べて今年はノウサギの出現数が増えていることもわかりました。定点カメラに先月キツネが写ったことから、高次の捕食者の定着も期待されます。今後も筑波大学と連携した調査が続けらればと思います。

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