葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2018年8月21日火曜日

8月21日 植生ボランティア

今日の植生ボランティアは植物の調査をしました。毎月記録をつけている植物季節(フェノロジー)の調査(花や実の調査)に加えて、植物群落の調査もおこないました。マツ林と雑木林の2カ所ですべての植物をリストアップして、植物構成を調べました。

花や実を見つけると観察して、種名、花や実の状態を記録します。

記録用紙です。今日は46種の記録がとれました。







ナンバンギセルが咲き出しました。

カラスウリは若い実がついてます。

松林で植物のリストアップをしています。ここには66種類がありました。

ツリガネニンジンの花がありました。昔は薬草や食用にされましたが、最近あまり見かけなくなりました。

昨年3月に植えたヤマザクラが育って、葉が紅葉し始めていました。秋も間近です。

2018年8月12日日曜日

8月12日 朝ボラ+里山散歩

猛暑が続いた後のちょっと涼しい日、朝ボラは今年3月植樹したエリアの草刈りをしました。今年は雨が少ないので、乾燥しないようあえて草刈りをしないでいたら、あっという間に腰より高く草が茂ってしまいました。隠れた苗木を探し、救済しました。里山散歩では、秋の近さを感じながら、木陰の道を散策しました。


草が苗木を覆い隠してしまいました。苗木のまわりだけ、鎌でつぼ刈りします。

草の中で、クヌギがりっぱに育っていました。

里山散歩では子どもたちがいろいろな昆虫をみつけてくれます。

ナツアカネ♂が赤く色づいてました。繁殖の秋が間近です。

ゴンズイの木の実も色づきはじめ、割れて黒い種子が見えてます。

森の木陰は涼しい散歩道です。アブラゼミに加えて、ヒグラシとツクツクホウシが鳴くようになりました。

クリのいがも大きくなりました。来月は栗拾いですね!



2018年8月7日火曜日

8月の里山散歩と朝のボランティア ご案内

8月の里山散歩のテーマは「秋の気配を探そう!」です。
猛暑が続きましたが、森では次の季節に向けての準備もはじまっていますよ。
夏から秋へと移り変わる途中の自然の姿を観察しましょう!
(次の写真は昨年の8月の里山散歩で観察したウワミズザクラです。)


8月も里山散歩と朝ボラを同日開催します。両方参加でも片方参加でもOK。
朝の涼しい時間(8時~)に朝ボラを行い、里山散歩はいつもと同じ10時~となります。

 以下詳細です。

【朝の森づくりボランティア】
〇日時 : 8月12日(日)8:00 集合 ~9:30まで ※雨天中止
〇服装・持ち物 :
 汚れても良い服装(長袖長ズボン)、運動靴(長靴)、軍手、飲み物、帽子、虫よけ
 ※道具はこちらで用意します。

【里山散歩】
〇日時 : 8月12日(日)9:50 集合 ~12:00まで ※少雨決行、荒天中止
〇服装・持ち物 : 長袖、長ズボン、帽子、運動靴、飲み物、帽子、虫よけ

(共通事項)
〇集合場所
 葛城地区大規模緑地 北側の広場(学園の森3丁目)
 スーパーセンタートライアルの隣、まんりょう公園の向かいです。

〇参加費 : 無料

〇申し込み先
 葛城里山クラブ事務局(一般財団法人つくば都市交通センター内)
 メール:machisodate@tutc.or.jp
 電話:029-859-1896(平日9時~5時半)

〇当日連絡先(当日のご連絡・お問い合わせ)
 携帯電話:080-3913-1298(当日のみ)