葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2021年12月24日金曜日

再募集 【会員企画 やってみよう!身近な森そだて体験!】

「まん延防止等重点措置」のために中止となりました(2022/1/27) 

周辺にイノシシが現れたため一旦中止となった会員企画を、2022年1月に改めて開催することになりました。

参加者も再募集になるので、11月に予定の合わなかった方も是非どうぞ!


今年は「間伐体験と材の活用」をテーマに、間伐を体験し、間伐材を活用して楽しみます。
どう活用して何を楽しむかはは、参加者のみなさんで相談しましょう!

里山の自然と資材の循環についても考えていきましょう。
森で間伐体験ができる貴重な機会でもあります。
ふるってご参加ください。

〇スケジュール
2022年1月29日(土)  10:00~15:00  
 ※雨天時は1月30日(日)に延期

〇参加費 無料

〇申し込み期限
2022年1月23日(日)
※申し込み多数の場合、期限前に受付を終了します。

〇お申込

 ①里山クラブ会員の方
 配信しているお知らせメールへの返信でお申し込みください。メールが届いていない方はお知らせください。ご連絡は事務局へのメール、電話、下記の入会WEBフォームで受け付けています。

 ②里山クラブ会員以外の方
葛城里山クラブHP内のweb入会フォーム(https://www.tutc.or.jp/form/event.php)に必要事項を入力の上、「参加申込内容」の欄に"会員企画申込”とご記入ください。

事務局からの返信を持って受付完了となります。


R3会員企画チラシ おもて

1月の活動のお知らせ

 ■ ■ 会員企画 (再募集)■ ■

周辺にイノシシが現れたため一旦中止となった会員企画を、来年1月に改めて開催することになりました。

参加者も再募集になるので、11月に予定の合わなかった方も是非どうぞ!申し込み方法等は、こちらの投稿をご覧ください。

 【開催日】 2022年129日(土) 10001500

       雨天予備日 2022年1月30日(日)


■ ■ 里山散歩 ■ ■ 

1月の里山散歩は茅刈りと自由散策です。

「茅(かや)」というのは茅葺屋根の材料となるイネ科植物(ススキやヨシ、チガヤなど)の総称ですが、葛城大規模緑地では美しいススキ原でススキ刈りを行います。

ススキ原を維持するためには刈り取って持ち出すことが大切なので、ぜひお手伝いください。

自由散策での参加もできます。

申し込みの際に茅刈か自由散策かをお知らせください。


〇申し込み期限
1/12(水)
※会員の方は申込期限が異なります。メールをご覧ください。

〇スケジュール
1/16(日) 小雨決行、荒天中止
9:45 受付開始
 移動
10:00 ススキ原にて茅刈スタート  


〇参加費 無料

〇お申込

①里山クラブ会員の方
配信しているお知らせメールへの返信でお申し込みください。メールが届いていない方はお知らせください。ご連絡は事務局へのメール、電話、下記の入会WEBフォームで受け付けています。

②里山クラブ会員以外の方
参加には会員登録(無料)が必要です。葛城里山クラブHP内のweb入会フォームから必要事項を入力の上、「参加申込内容」の欄に"里山散歩 参加希望”とご記入ください。

事務局からの返信を持って登録完了となり、その後里山散歩の申込みについてご連絡します。


■ ■ 葛城フォレスター ■ ■

今月は3回です。活動内容は別途登録者にご連絡します。

〇日程
1/16(日) 1/18(火) 1/29(土) 

★フォレスター体験会
1/16と1/29は体験参加を受け付けています。ご希望の方はご連絡下さい。

葛城フォレスターでは森の環境維持を行っています。事前登録等が必要ですが、どなたでも参加可能な活動です。
興味のある方はぜひご連絡下さい!


■ ■ 植生ボランティア ■ ■

1月の植生ボランティアは1回です。
里山散歩に引き続き、Gエリアでの茅刈りを行います。

〇日程
1/18(火) 9:30~12:00

植生ボランティアでは、希少植物の保全や、野草や樹木の観察、記録づくり、外来植物の防除など、自然について楽しく学びながら活動しています。社会福祉協議会のボランティア活動保険への加入が必要ですが、植物の知識や経験は問いません!
ご興味のある方はお問い合わせください。見学も可能です。



 葛城里山クラブは、葛城大規模緑地の官民協働による保全と利活用を目指す茨城県事業の一環として、つくば環境フォーラム・つくば都市交通センター連合体が企画運営しています。
 葛城里山クラブにはどなたでも無料で会員登録できます。

12月21日 植生ボランティア

 今年最後の植生ボランティアは暖かい小春日和の日でした。ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシ(通称カシナガ)の被害状況の確認調査を2ヶ所のエリアで実施しました。緑地内にいあるブナ科の樹種(コナラ、クヌギ、シラカシ、クリ)で胸高周囲長60cm以上の木を136本チェックし、被害を受けている木はありませんでした。これで今年の確認調査をすべて終了。今年カシナガ被害にあった木は2本ですが、いずれも軽微なものでした。来春、対処する予定です。

すっかり葉が落ちて陽が差し込み明るい緑地です。

メンバーは調査にも慣れてはかどります。

成虫越冬する蝶ウラギンシジミが葉陰でじっとしていました。

希少植物の保全区の篠刈りと落ち葉かきをしました。

コナラの幼木。紅葉した葉がついてます。

コナラのドングリが発根しています。
冬の間にしっかり根を張るのですね。

小春日和の散策路

植樹したガマズミの冬芽。来年の葉や花や枝のもとが詰まったカプセルです。



2021年12月13日月曜日

12月12日 里山散歩・昼ボラ

 今月の里山散歩では、アカマツ林の落ち葉かきを行いました。落ち葉をかくことで地表に腐葉土が溜まらす貧栄養の環境となります。貧栄養の環境の方がアカマツの生育に適するため、落ち葉かきはアカマツ林の健康維持に大切な作業です。集めた落ち葉は堆肥ボックスに積みました。来夏、カブトムシの幼虫が卵を産む場所になるはずです。昼食休憩をはさんで、午後は外来植物オオフタバムグラを除去する活動を行いました。今回は体験フォレスターの方も含めて、フォレスターのメンバーも一緒に活動しました。

子どもたちも落ち葉かきをがんばりました!

ブルーシートに集めると一度にたくさん運べます。

落ち葉を圧縮するため踏む作業。子どもたちが活躍中。

昼ボラでは、8月9月の朝ボラ中止でできなかった外来植物の抜き取り作業をしました。

要注意外来植物オオフタバムグラがたくさん種をつけてしまいました。

袋詰めして焼却処分へ。

最後に、身体に種がついてないようブロアーの風をあてました。