葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2024年5月15日水曜日

5月12日(日)里山散歩の報告です

 5/12(日)の里山散歩では、湿地の生きもの探しと森の散策を行いました。

まずは湿地にて生きもの探しにて、子どもたちと網で捕まえた主な生きものの種類と数を報告します。

    オタマジャクシ発見!!ニホンアマガエルのオタマジャクシです。1匹捕まえました
        泳ぐのが上手な虫を発見!!ヒメゲンゴロウです。4匹捕まえました。
ヤゴを発見!!赤とんぼの仲間のヤゴです。5匹捕まえました。
うねうね動く細長い虫を発見!!オオアオイトトンボかホソミオツネントンボのヤゴです。
けっこうたくさんいました。20匹捕まえました。
この生きものが多かったです!!アメリカザリガニ(外来種)です。36匹捕まえました。
外来種が在来種より多いという結果を逆にしていきたいですね。

アメリカザリガニは水辺の生態系に対して非常に大きな影響を与えていることが明らかになっており、2023年6月1日に条件付特定外来生物に指定されました。(環境省HPより)


            子どもたちは最初おっかなびっくりでしたが、
       次第にいろいろな生き物を手で触れるようになっていましたよ。

   森の散策も楽しみました。
           葉っぱの虫こぶの中には虫の幼虫が育っていました。           
           アカボシゴマダラの羽がばらばらになって落ちていました。
           鳥が食べたのかな?
      
今回の里山散歩では、たくさんの生きものとの出会いを楽しむことが出来ました。
参加した皆様、ありがとうございました。

次回は6月9日(日)、植物観察会をメインに予定しています。25日ころにご案内する予定です。よろしければぜひご参加ください。













          
      



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