葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2025年2月12日水曜日

落ち葉かきと落ち葉遊び

 葛城里山クラブの「里山散歩」にて、12月8日(日)及び2月9日(日)の2回、落ち葉かきと落ち葉遊びを行いました。


森の落ち葉を、参加したメンバーで力を合わせて集めました。

たまった落ち葉の山は子どもたちの楽しい遊び場になりました!!

 
12月8日の落ち葉集め
            12月8日 集めた落ち葉で遊ぶ子どもたち
2月9日の落ち葉集め 冷たい風が吹く中、頑張りました!
集めた落ち葉が乾燥していて埃っぽかったので
落ち葉の山にブルーシートを敷いてゴロゴロ♥
気持ちよくて眠くなるとの感想が聞かれました。



★落ち葉かきの目的

  葛城の松林での落ち葉かきには、

  松林を健康に保ち立派な松林を育てるという目的があります。

  松はやせた土で健康に育つため、落ち葉をかいて、

  土が冨栄養にならないようにすることで、立派な松林が育てよう!ということです。

  かつてのつくば市の村落では多くの林が松林でした。

  枝葉を日々の炊事やお風呂炊き等に用いて、

  立派な幹を建材に使っていたとのことです。

  昔からお住まいの方々には松林が原風景です。

  マツノザイセンチュウの侵入による松枯れでほとんどの松林が失われた中、

  貴重な松林を葛城の森に再生していければと考えています。




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