葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2023年1月19日木曜日

1月の里山散歩 茅刈り体験

 葛城里山クラブでは、 毎年、1月の活動で茅刈りを行っています。

葛城大規模緑地のススキが自生して貴重な茅場として保全しているエリアにて、1月15日(日)に茅刈り体験を実施いたしました。


     雨の降りそうな天気の中、参加した皆様ありがとうございました


       茅刈りの意義や、刈り方束ね方を、説明してから作業体験を行いました
          初めて鎌を使う方も、次第に上手に使えるようになりました
              刈った茅を束ねてまとめました

葛城大規模緑地のススキは、石岡市八郷の茅葺民家の屋根などに使われています。

今年は、つくば市で国指定史跡を整備した平沢官衙遺跡歴史ひろばの

奈良時代の高床式倉庫を当時の工法で再現した復元建物の

茅葺き屋根を改修する一部にも使われるかもしれません。

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