葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2022年5月2日月曜日

4月25日(月)植生ボランティア

 

本年度の葛城里山クラブの植生ボランティアは、小幡和男先生にご参画いただき実施することとなり、その第1回を、4月25日(月)に行いました


令和4年度の植生ボランティアでは、茨城県と市民の協働の里山づくりを担う人材の育成を目的として、希少種の状況調査、外来種の分布調査を行います。また、調査結果を葛城フォレスターと共有して、生物多様性により配慮した環境整備活動を行います。ご興味のある方は、葛城里山クラブ事務局までメールでお問い合わせください。

葛城里山クラブメールアドレス<satoyamakt★tsukuba-ef.com> 




小幡和男先生プロフィール 植物生態学が専門、特に森林生態学。茨城県自然博物館学芸員として1994年より28年間に渡り、県内外のフィールドにて植物相及び植生調査を実施。同館にて自然観察会を企画実施したり、関係機関からの依頼による講師を務めたりするなど、自然に関する普及啓蒙活動について多くの経験を持つ。




0 件のコメント: